個人理念がない時は社員へ指示を出す時の視点がバラバラでした。ある時は「会社を優先」、ある時は「お客様を優先」、ある時は「社員を優先」にしていました。社員も私に判断をしないとどのような行動を取れば良いのか分からず、一から十まで判断を仰ぎに来ていました。私は「うちの社員は自分で判断できない」と思っていました。
しかし個人理念を明文化して、それに基づいて判断するようにすると判断の視点がブレなくなりました。判断の視点を社員に伝えることで、社員は自ら考えて「このようにしたいのですが」と提案をしてくるようになりました。それと同時にコミュニケーションも増え、自由に話ができる雰囲気ができあがりました。すべては自分だったのだと気づきました。